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掲示板の言葉

2012/05/16
2012年5月法語





お釈迦様の言葉を集めた、法句経(ほっくきょう、パーリ語ダンマパダ)というお経の一節です。

自分の事を他人から悪く言われたくないなあ、と思うのは皆さん同じだと思いますが、

自分でどんなに注意深く過ごしていても、何かしら悪く言われるものです。

たくさん話して自分を理解してもらおうとしても、また、謙遜して少しだけ話しても、

あるいはいっそのこと黙っていても、やっぱり悪く言われ、

それが自分の耳に入ると心外で腹が立ちます。

私もその苦しみを味わうことがよーくあります。

けれど、カッカした頭が冷えて自身を振り返ってみると、

案外「何かしら」自分の問題点がみえてくるものです。

中には本当に不条理で腹立ちが収まらないケースもありますが、いずれにしても思うのは、

ああ、私は人から良く思われたいし好かれたいんだなあ、ということです。

そんな、肥大した自己愛に

「ま、良いんじゃない?そのくらいでしょ、あなたって」

「よそとくらべなくていいじゃない」「ほしがるよね~」

とつっ込みを入れてくれるお釈迦様に、

ぶつぶつ文句(仏々Monk=坊主かな?)言いながらも、

等身大の自分を知らされるのが上記の至言です。

仏教の面白さって、こんなとこにあるんじゃないかと思います。

仏教に出遇うまでは、腹立ちが収まらなくってほんと苦労しました、

若い時は記憶力もいいですしネ。

腹立ちが収まらないと、どんどん悪い方向へ流れて行って、結果、

ナンでこんなことになってしまったんだろう、ってことになってしまいます。

そんな私に、
「いつまでもつづかないよ、何事も。いいことが続かないのは良くしっているでしょう?」

「悪いことや、不快なことだって同じだよ。永遠に続くように嘆いているけど、
そんなことはないよ」

「欲しかったものに飽きちゃうように、苦しみにも飽きる日がくるよ。
無くなりはしないけど、苦しくはない」

「そのことを諸行無常って言うんだけどね」と教えてくれるお釈迦様の言葉は、

苦痛をやわらげ、自己を振り返る余裕をいただく中で、

気がつくと案外平気な自分に育ててくれます。

日常誰もが経験することだからこそ親しみを覚え、胸にスッと入っていくのでしょう。  合掌









16:36 掲示板のことば | コメント(0) | トラックバック(0)
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