南相馬へ
3か月ぶりに南相馬へ行ってきました。
この度は、南相馬で1日Bar + お坊さん開店します!でご一緒させていただいた、
Bar Wizard草野さんの結婚式2次会に招かれての訪問です。
ご夫妻は震災直後の混乱の続く中からお店を再開し、
地元の方々のくつろぎと癒しの場を提供して来ました。
お店での2次会は、地元のお客様やお友達など多くの方が
お二人の幸せを祝って大盛り上がり。
私たちもご夫婦の新たな門出をお祝いさせていただだきました。
「1日BAR」に参加された、
日本バーテンダー協会横浜支部の方々からの寄せ書きをお届けしました。
翌日は、4月に警戒区域が解除された小高地区へ。
いつもお世話になっている美容室KIDの菅原先生に自転車をお借りして、
原町第一小学校避難所でご縁をいただいた、時田昌夫さんのご自宅に伺いました。
昌夫さんと同じ小高出身のHさんは「小高は3月11日の姿そのままだから見てほしくないな…、
復興した小高をみてもらいたい」と話してくれましたが、
岩屋寺の星見泰寛師は、「震災後1年たっても、そのままの状態、
何も進んでいないこの現状を見てほしい」と。
それぞれのご意見をいただきながらの訪問でした。
原町から約7キロ、警戒区域だった小高区は正に震災直後のまま。
家屋は倒壊し・・・・
車も当時のままです。
凄まじい地震の力を見せつけられました。
小高区にある時田昌夫さんの自宅にお邪魔しました。
昌夫さんも、警戒解除になってからはちょくちょく自宅に戻り、好きな音楽を聴いたり、
手狭な仮設での生活からしばし解放されて、くつろぎの時間を過ごしに戻って来ているとのこと。
小高地区(※2012年6月10日現在)は、水道以外のインフラは通っており、
自由に行き来はできるようになったものの、宿泊はできません。
水道の復旧には数年かかるそうです。
一日も早く、元の生活に戻れることを願うばかりです。
今回も、ご縁をいただいた南相馬の多くの方々とお会いすることができ、
色々とお話しを聞かせていただきました。
また近いうちにお会いできる日を楽しみにしております。 合掌
石巻へ その4

今回は7名、大きめのハイエースで向かいました。

Café de Monk 開店☆

前々回訪問時むき出しだった断熱材部分は、化粧板で覆われています。
防寒工事は計画性が無く、回数を重ねて無駄が多かったと、ある住人さんから聞きました。


ジュースやケーキの無料配布。いつもながら大盛況です。

和やかな会場。
右奥は位牌の作成配布と可愛い手のひら地蔵さん。

外もとても賑やかです。

震災迄、この方はお寿司+スナックの店を開いていたそうです。
一年以上たってようやくこの頃、
失ったすべてが戻らないことを受け止めることができるようになったと話してくれました。
全体に自粛や禁忌のムードが和らぎ、
不安はあるけどウンと楽しみたいという雰囲気が伝わってきました♪

皆さんいつもありがとうございます。

七ヶ浜へ向かいました。
外柵や歩道など震災の爪痕が残る中、
海は碧く澄んで美しく、サーファーが戻ってきていました。

先日、被災地支援のため御同行が開催した
「目白浄清楽チャリティー演奏会」の様子です。
当院も微力ながら協賛いたしました。

雅楽あり声明ありで、本当に素晴らしい会でした。
義捐金は、Café de Monk 木村孝禅師主催の
NPO法人「みやぎ子ども養育支援の会」に全額寄付されました。
私たちも皆さんと共に、一歩一歩たいせつに歩いて行きます。