ARAB SPRING~アラブの春 リビア革命~
青木氏と私たちは、彼が働いていたお店で友達になりました。
青木氏は、新聞配達やアルバイトをしながら中東やアフリカの紛争地域などを撮影しています。
情熱溢れる彼の作品を一人でも多くの方々にご覧いただければと思いご紹介します。
ARAB SPRING~アラブの春 リビア革命~

2011年2月17日...
この日、リビアで「革命」が生まれた。
革命の連鎖が大陸を駆け抜ける。その黒く不透明な「何か」が、国全てを飲み込む。今までのものを否定し、新しく何かが生まれようともがき、苦しんでいる。
いったい何が正しいのか? 何が必要なのか? 何がゴールなのか?
誰もが、何もかもが全部当てずっぽうだと気付いていながら武器を持って立ち上がり、自由を求めて誰かを傷つけ、そして自ら傷ついていった。
まるで流行の病のように熱を帯びた「自由」を求めて様々な感情が飛び散る。人々は嘆き、悲しみ、勝利に喜び、そして憎む。革命という名の大義名分がまるで甘いフレンチトーストのように、真実をやさしく包み、怖いくらいピュアになっていく。
彼らと共に駆け抜けた暗黒の「冬」。ファインダーを通して見えた一筋の光。その光に導かれて、今、ゆっくりと「春」が訪れようとしている。モノクロ36点。
【日時】2011年5月29(火)-6月4日(月)10:30-18:30(最終日は15:00まで)
【場所】新宿ニコンサロン(東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階)
ギャラリートークショー
【日時】6月2日(土)13:00~14:00
大阪でも開催されます
【日時】2012年8月2日(木)-8月8日(水) 10:30-8:30(最終日は15:00まで)
【場所】大阪ニコンサロン
【詳細】青木弘氏ブログ 青木弘氏webサイト
掲示板の言葉

お釈迦様の言葉を集めた、法句経(ほっくきょう、パーリ語ダンマパダ)というお経の一節です。
自分の事を他人から悪く言われたくないなあ、と思うのは皆さん同じだと思いますが、
自分でどんなに注意深く過ごしていても、何かしら悪く言われるものです。
たくさん話して自分を理解してもらおうとしても、また、謙遜して少しだけ話しても、
あるいはいっそのこと黙っていても、やっぱり悪く言われ、
それが自分の耳に入ると心外で腹が立ちます。
私もその苦しみを味わうことがよーくあります。
けれど、カッカした頭が冷えて自身を振り返ってみると、
案外「何かしら」自分の問題点がみえてくるものです。
中には本当に不条理で腹立ちが収まらないケースもありますが、いずれにしても思うのは、
ああ、私は人から良く思われたいし好かれたいんだなあ、ということです。
そんな、肥大した自己愛に
「ま、良いんじゃない?そのくらいでしょ、あなたって」
「よそとくらべなくていいじゃない」「ほしがるよね~」
とつっ込みを入れてくれるお釈迦様に、
ぶつぶつ文句(仏々Monk=坊主かな?)言いながらも、
等身大の自分を知らされるのが上記の至言です。
仏教の面白さって、こんなとこにあるんじゃないかと思います。
仏教に出遇うまでは、腹立ちが収まらなくってほんと苦労しました、
若い時は記憶力もいいですしネ。
腹立ちが収まらないと、どんどん悪い方向へ流れて行って、結果、
ナンでこんなことになってしまったんだろう、ってことになってしまいます。
そんな私に、
「いつまでもつづかないよ、何事も。いいことが続かないのは良くしっているでしょう?」
「悪いことや、不快なことだって同じだよ。永遠に続くように嘆いているけど、
そんなことはないよ」
「欲しかったものに飽きちゃうように、苦しみにも飽きる日がくるよ。
無くなりはしないけど、苦しくはない」
「そのことを諸行無常って言うんだけどね」と教えてくれるお釈迦様の言葉は、
苦痛をやわらげ、自己を振り返る余裕をいただく中で、
気がつくと案外平気な自分に育ててくれます。
日常誰もが経験することだからこそ親しみを覚え、胸にスッと入っていくのでしょう。 合掌
帰楽会のご案内、仏教講読はじめました。
今月の常例法会「帰楽会」(きらくえ)は、
5月11日(金)19:30~開催いたします。
お気軽にご参加ください。
前回帰楽会より、親鸞聖人の著書『教行信証』の「行巻」の最後に収められた偈文、
「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)略称、〈正信偈しょうしんげ〉」の講読を始めました。
真宗だけでなく、広く仏教全般に脱線(^_^;)しながら、やさしく、ゆっくりと読みすすめ、
法味をいただきたいと考えています。
一座ごとに完結する様つとめますので、どなた様も何時からでもご自由にご参加ください。
4月7日に開催した灌仏会の様子です。
腰を据えてお話ができましたね。
お参りくださった皆様、誠にありがとうございました。