石神第一小学校避難所閉鎖
「なんのことだろうねー」悪い話でなければいいけどと話していた昨夜。
説明会終了後、ご連絡いただきました。石神小学校の避難所が10月30日をもって閉鎖、雲雀ヶ原陸上競技場管理棟に移動との通達が、市の職員の方からあったとのことです。小学校の除染をし学校再会に向けて避難所閉鎖の運びとなったとのことですが、あまりにも急な話で、避難されている方のなかには「市の職員さんからではなく避難所に一度も顔を出されたことのない桜井市長から直接説明を受けたい」との意見があったりしたそうです。
今回移動となる陸上競技場は11月末で閉鎖、それまでに避難所の方々全員が仮設住宅に移ることができるように手配するとの説明だったそうです。陸上競技場の管理棟の方が現在の体育館よりは環境的には良いそうですが、「荷物は最小限にしてください」「それぞれのスペースを区切る段ボール等はご自身で設置してください」とのこと。
「荷物は最小限にと言われても置いていく所もないし、段ボールの区切りは前回原町小学校から石神小学校へ引越しの際は職員さんが設置してくれたのに、今回は・・・」と時田さん。
「あと一月で仮設に移ることが出来る」と、うれしいけ反面、やっと慣れてきた石神小学校での生活から、また新たな環境へ移っての避難所生活。仮設住宅での生活にメドがたった嬉しさと、市からの唐突な通達に複雑な思いだとお聞かせいただきました。
先日、時田さんのご自宅がある小高地区へ再度一時帰宅があったとのこと。近所の方々が飼っていた猫23匹に一時帰宅の際にはえさをやり、面倒をみていましたが、今回の一時帰宅では1匹しか生存していなかったとこと。草木がすっかり荒れ果てた町を見た彼の「早く帰りたい~。」の一言に返す言葉がありませんでした。
震災からまもなく8カ月、まだまだ日常の生活を送ることができない現状の中、辛抱強く生活をしていらっしゃる避難所の方々に頭が下がる思いでいっぱいです。
合掌
ペルシャ伝統音楽の夕べin帰楽会
来月の帰楽会では、法要後、ペルシャ伝統音楽の夕べを開催いします。お招きする奏者は、現在、イラン、テヘランより一時帰国中のペルシャ伝統音楽奏者の北川修一氏。北川氏は、昨年7月に開催いたしました仏教とペルシャ音楽の会でご演奏いただきました。テヘランで音楽を学んでいる北川氏、昨年からさらに磨かれたセタール、タンブールの音色を秋の夜長とともに味わってみませんか。
▼北川修一氏プロフィール▼
1975年生まれ。慶應義塾大学文学研究科修士課程終了後、2002年より数度テヘランに渡り、セタールとイラン古典音楽をディナ・サファーリー、モフセン・ガーエドシャラフ、ムハンマド・レザー・エブラヒーミーに、タンブールとクルディスタン地方音楽をヘイダル・カーキー、アリ・アクバル・モラディに師事。テヘランのクルド音楽グループ「セマー」のタンブール奏者。

【日時】2011年11月11日(金)19:30~
【場所】帰楽院
【内容】法要、法話、ペルシャ音楽の会 終了後北川氏を囲み茶話会
【申し込み】人数の都合上、メール、お電話等で予めご連絡いただけると幸いです。
昨年の仏教とペルシャ音楽の会の模様
秋季彼岸法要厳修いたしました
お参りいただいた皆さま誠にありがとうございました。
当日は院守が勤めさせていただきました。

合わせて被災地支援バザー帰楽市を開催いたしました。


教念寺さまからご提供いただきましたタオルや、シーツ、エプロンや手作り陶器などを、
ご近所の方々にご購入いただき、おかげ様で5,830円の支援金を集めさせていただきました。
また、当院のwebサイトを制作ご担当いただいたアルマクさまがお参りに来ていただき、
「自分ではなかなか被災地に行けないから私の分がんばってください」と
被災地支援金をご寄進くださいました。
皆さまご協力ありがとうございました。
被災地の方々のために役立たせていただきます。
不定期ではありますが、帰楽市を今後も開催いたします。
次回、開催日はブログにてご案内いたします。皆さまぜひお越しください。