成道会のご案内
ご来院くださった皆様、誠にありがとうございました。
おかげさまで本当に素晴らしい集いとなりました。
近日中に当日の模様をアップ致します。 合掌
成道会は、お釈迦様が菩提樹の下でお悟りを開かれた12月8日に、
成道(大いなる悟りの完成)を讃えて行われる法要です。
お釈迦様のお悟りの御教えにより、すべての人の心に安穏の道が開かれました。
帰楽院では、お釈迦様の成道を讃嘆し、日々の平和に感謝して、
法要ならびに中東古典音楽の奉讃演奏を行います。
お招きする奏師は、アラブ伝統音楽家、常味裕司さんです。
皆様、どうぞお気軽にご参加ください。
【日時】2010年12月8日(水)19:30~
【場所】帰楽院(横浜市保土ヶ谷区岩井町64-2-1F)地図は こちら
JR横須賀線・湘南新宿ライン保土ヶ谷駅(東口)徒歩3分
【内容】お勤め(読経)・法話・ウード演奏
【定員】10名
【お問い合わせ・お申し込み】045-741-2899または、メールinfo@kirakuin.jpにて
☆法要終了後、ご来院の皆様にはお茶か般若湯(葡萄般若か米般若)を
少々お振舞いする予定です☆
■常味裕司さん プロフィール
日本では数少ないウード演奏家。民族音楽センター(若林忠宏氏主宰)在籍中、アラブ音楽に出会う。
スーダンのウード奏者ハムザ・エル=ディン氏(2006年5月没)のもとで演奏法を学び、89年よりチュニジアへ渡りアラブ世界を代表するウード奏者故アリ・スリティ氏(チュニス国立音楽院ウード科教授〔2007.4.5没〕)に師事、本格的にアラブ音楽を学ぶ。大使館主催コンサート(チュニジア、サウジアラビア、エジプト、モロッコ、トルコ、ジブチ、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、バーレーン等)での演奏、大使主催晩餐会では、皇太子御夫妻、秋篠宮御夫妻御前演奏を行う。など幅広く活躍中。
アラブ・トルコ古典音楽を中心にソロ活動のに加え、アラブ音楽アンサンブルFarha(ファルハ)やArabindia(アランビンディア)などを主宰し、様々な演奏家、舞踊家、パフォーマーと共演。

掲示板のことば

私たちは毎日の生活の中で、
自分の思いが叶(かな)うことを、一番に考えながら暮らしています。
しかし、思い通りにならない現実に突き当たると、
その苦しみから来る、怒りや憎しみや悲しみに振り回されながらも、
自分の気持ちだけで生きることが出来ない事実に気が付かされます。
ああ…気持ちだけで生きている訳じゃなかった。
「自分が、自分が」と思う気持を動かす為にも、電源の様なものが必要だけど、
それは、不思議に授かった「いのち」から頂いていたのだなあ。
これが無ければ生きる事の出来ない、一番の授かりものだった。
自分の思いを超えた、「いのち」に生かされて、生きているのが本当の自分だったんだ。
「いのち」は私たちに何かを注文したり、さいそくしたりすることはありません。
どんな私であっても、朝、目がさめる事にさしつかえはありません。
生まれてこの方ずっと無条件で私を受け止めて、支えてくれています。
その事実に気付かされて、知らされます。
自分は一人だと思っていたけど、ひとりじゃなかった。
あたたかい「いのち」の育(はぐく)みと二人連れだった。
仏教では「いのち」は「ほとけさま」とそのお慈悲と説きます。
私たちは独りひとり、いつも「ほとけさま」に願われて、
いっしょに暮らしているのだとお聞かせを頂いて、
安心して心豊かに日々を歩ませて頂きたいと思います。