掲示板の言葉
お釈迦様の言葉を集めた、法句経(ほっくきょう、パーリ語ダンマパダ)というお経の一節です。
自分の事を他人から悪く言われたくないなあ、と思うのは皆さん同じだと思いますが、
自分でどんなに注意深く過ごしていても、何かしら悪く言われるものです。
たくさん話して自分を理解してもらおうとしても、また、謙遜して少しだけ話しても、
あるいはいっそのこと黙っていても、やっぱり悪く言われ、
それが自分の耳に入ると心外で腹が立ちます。
私もその苦しみを味わうことがよーくあります。
けれど、カッカした頭が冷えて自身を振り返ってみると、
案外「何かしら」自分の問題点がみえてくるものです。
中には本当に不条理で腹立ちが収まらないケースもありますが、いずれにしても思うのは、
ああ、私は人から良く思われたいし好かれたいんだなあ、ということです。
そんな、肥大した自己愛に
「ま、良いんじゃない?そのくらいでしょ、あなたって。」
「よそとくらべなくていいじゃない。」「ほしがるよね〜。」
とつっ込みを入れてくれるお釈迦様に、
ぶつぶつ文句(仏々Monk=坊主かな?)言いながらも、
等身大の自分を知らされるのが上記の至言です。
仏教の面白さって、こんなとこにあるんじゃないかと思います。
仏教に出遇うまでは、腹立ちが収まらなくってほんと苦労しました、
若い時は記憶力もいいですしネ。
腹立ちが収まらないと、どんどん悪い方向へ流れて行って、結果、
ナンでこんなことになってしまったんだろう、ってことになってしまいます。→経験者、私
そんな私に、「いつまでもつづかないよ、何事も。いいことが続かないのは良くしっているでしょう?」
「悪いことや、不快なことだって同じだよ。永遠に続くように嘆いているけど、
そんなことはないよ。」
「欲しかったものに飽きちゃうように、苦しみにも飽きる日がくるよ。
無くなりはしないけど、苦しくはない。」
「そのことを諸行無常って言うんだけどね。」と教えてくれるお釈迦様の言葉は、
苦痛をやわらげ、気がつくと案外平気な自分に育ててくれます。
日常誰もが経験することだからこそ親しみを覚え、胸にスッと入っていくのでしょう。 合掌
帰楽会のご案内、仏教講読はじめました。
今月の常例法会「帰楽会」(きらくえ)は、
5月11日(金)19:30〜開催いたします。
お気軽にご参加ください。
前回帰楽会より、親鸞聖人の著書『教行信証』の「行巻」の最後に収められた偈文、
「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)略称、〈正信偈しょうしんげ〉」の購読を始めました。
真宗だけでなく、広く仏教全般に脱線(^_^;)しながら、やさしく、ゆっくりと読みすすめ、
法味をいただきたいと考えています。
一座ごとに完結する様つとめますので、どなた様も何時からでもご自由にご参加ください。
4月7日に開催した灌仏会の様子です。
腰を据えてお話ができましたね。
お参りくださった皆様、誠にありがとうございました。
灌仏会(花まつり)と被災地復興を願う酒茶の会ご案内
☆灌仏会(花まつり)と被災地復興を願う酒茶の会ご案内☆
灌仏会(花まつり)は、お釈迦さまの誕生をお祝いする行事です。
お釈迦さまのお誕生を一緒に心からお祝いしましょう。
法要後、被災地復興を願う酒茶の会を開催します。
今期の酒造りも終わる頃です、被災地のお酒をいただいて彼の地を応援しませんか?
当院でお酒と甘茶をご用意しますが、お酒や食物の持込みは大歓迎です。
特に精進コードや禁忌は設けません、いのちに感謝していただきましょう。
どうぞ気軽にご参加ください。
※今月の帰楽会は、灌仏会と兼ねての開催といたします。
【日時】2012年4月7日(土) 17時〜
【場所】帰楽院(横浜市保土ヶ谷区岩井町64-2-1F) 地図はこちら
JR横須賀線・湘南新宿ライン保土ヶ谷駅(東口をでて大通りを右へお進みください)徒歩3分
【内容】お勤め(読経)・法話 酒茶会
☆参加費、持込みは任意、ご予約は不要です。
震災一年を迎えて〜春のお彼岸と被災地支援バザー 帰楽市
東日本大震災から1年を迎えて。
3月10・11日、先週に引き続き南相馬を訪ねた後、
昨年の3月末被災地を初めて訪問した際にお世話になった、
宮城県岩沼市にある恵洪寺さんの東日本大震災犠牲者一周忌慰霊供養法要に出勤しました。
福島から相馬行のバス&昨年12月に再開した常磐線相馬-原ノ町の電車で原ノ町まで。
震災後、駅と駅の間に置き忘れられたかのように線路に留まっていた車両。
わずかな区間ではありますが、再開したことがうれしかったです。
今回は、復興ひまわり大作戦からご縁をいただいたMさんから、
「仮設住宅の生活も経験してみろ〜」とのお誘いをいただき、仮設住宅に泊らせていただきました。
お邪魔した場所は、3月4日の一日バーでお世話になった寺内第一仮設住宅です。
寺内第一仮設は南相馬市で一番早い時期に建設された仮設だそうです。
台所回りや間取りなど、不便な所が多い住環境で、
「一度経験してみろ〜」とのことで今回お邪魔しました。
キッチンは、一人暮らし用のミニキッチン、間取りががウナギの寝床になっており、部屋の仕切りはアコーディオンカーテンです。
「家族数人分の調理を行うには手狭だ〜、奥の部屋からは手前の部屋を通らねばトイレに行けず、夜にトイレに行く際、手前で寝ているおばあちゃんを起こしてしまったり、壁が薄くて、お隣さんの声が聞こえたりとか、色々言い始めるとキリがないけど、私たちは早い時期に仮設に入れたんだから贅沢は言えないわ」と、話してくれました。
いくつかの仮設住宅にお訪ねしましたが、それぞれの住環境にかなりの違いを感じます。
津波で亡くなられた奥様のお仏前にお参りに八津尾さん宅にお邪魔しました・・・
雪が残る萱浜。
現在、お住まいの借り上げ住宅には立派な表札が。
「八津尾家お抱え書道家に書いてもらったんだよ」と 、表札の前で記念撮影。
八津尾さん、Mさん共に2年前にJAが撮影した航空写真を購入されたとのこと(無料ではないの所が残念)で、 それぞれ拝見しました。津波前のご自宅が撮影された貴重な写真です。
八津尾さん宅、Mさん宅とも広くてりっぱなお住まいで、アパート暮らししか経験のない私には驚くばかりです。
そんな暮しから小さな仮設住宅住まいへと生活環境が一変したことで、 さまざまなストレスを抱えての現在の暮しなのだと、お写真を拝見してより一層身にしみました・・・
写真をしみじみ見ながら「ここが納屋で、母屋で、ここにはばあちゃんが住み、離れには我々が住んでいたんだ〜」お花が好きなMさん宅は、素敵な花壇や、海から広い集めた石で敷き詰めた庭園や畑。「これから家の裏に植えたたらの芽を収穫できるころだったのに…。」
などなど震災前のお暮しをお聞かせいただきました。
「はぁ、でも津波でぜーんぶなくなってしまった・・・」
目を潤ませながらお話しする90歳のおばあちゃん。
「全部なくなってなんかないよ、命があるじゃないですか。仏様が救ってくださった命」
やっとの思いで返す言葉に自分の無力さを感じます・・・
3月10日はMさんのご主人でおばあちゃんの息子さんの命日です。
「そうだそうだ、亡くなった息子やご先祖様が仏となって救ってくださったんだね。」
「家もなにもかも流されこんな不自由な暮らしになってしまったけど、命を救ってくださったんだ感謝だ感謝だ」と 目の前のお仏壇の前でご一緒に合掌いたしました。
慣れない台所で手早く、とてもおいしい地元の料理を作ってくださりました。
仮設住宅近くのスーパーで買い出しの際に、津波で流された浪江町の酒造会社鈴木酒造が山形県の酒蔵に移り、
造った新酒をで 発見!
鈴木酒造は、数年前に院主と相馬を旅行した際に立ち寄った思い出深い酒蔵さんです。
3人で乾杯、美味しい手料理を御馳走になりながらご家族のお話しなどなどでワイワイ、あっという間に夜が更けました。
翌日11日、午前Mさんのご主人の7回忌法要に参列させていただきました。お寺でのご法要後、
萱浜のお墓にお参りに。墓石は津波で流され欠けてしまったが、無事だったとのこと。
帰りがけに「次はいつ来るの」の言葉がうれしくて「お花見かな〜」とお別れしました。
その後、岩沼市臨済宗妙心寺派 恵洪寺へ移動。
14時46分東日本大震災犠牲者一周忌慰霊供養法要に出勤しました。
この度、篤志の方々から供養塔をご寄進いただいたとのことで、供養塔の前にて法要が執り行われました。
恵洪寺さんのお檀家様も数名震災の犠牲になり、
そのご家族やご近所の方々など大勢の方々がお参りになられました。
震災から1年、まだまだ先が見えない状態が続く中、精一杯お暮しの皆さんから
今回も温かい力をたくさん頂戴いたしました。
そこから横浜に帰り、引き続き当院での東日本大震災一周忌法要が勤まりました。
お寒い中、多くのお参りをいただきありがとうございました!
この日は新たにお近くの方がお参りくださいました。すごく嬉しいご縁です!
喜んでいると、お東の朋友同行も来てくれました。s師ありがとう!
皆さんで深く哀悼を念じお勤めしました。
ご法話は院守でした・・・が、写真撮り忘れましたm(__)m
被災地の現状を絡めたご法話でしたが、すこし現地での緊張が残っていましたね。
被災地の復興をお念じし、様々な話題で皆さん大いに意気があがりました。
後ろのつい立と白洲はMさんの労作です。
親鸞聖人が越後へ流される様子を白洲に、ついたて右には教行信証の総序
「ひそかにおもんみれば、難思の弘誓は難度海を度する大船、無碍の光明は無明の闇を破する恵日なり」が記され、
左には敦煌第249窟の天女壁画と光明が綿を雲海に見立てて組み合わされています。
すごいです〜!Mさん本当にありがとうございました。
南相馬の和さんが、再度べんけいとホッキ貝炊き込みご飯のお握りをくださいました。
おいしい!顔が赤い、なぜでしょう?
3月20日はお彼岸法要が勤まりました。
良いお天気に恵まれ、まずは被災地支援バザーから。
この日も初めてのご近所さんがお参りくださいました!
超(っていい響きです)嬉しい!ありがたいお出遇いです!!
またまた院守さんのご法話です。
金子大栄先生の「念仏は自我崩壊の響きである」がテーマでした。
お疲れ様でした。その後は茶話会、バザーを続け春彼岸会を終えました。
南無阿弥陀仏
いつもありがとうございます。








